CBDグミは危ない?依存性がないため心配なし!!
CBDという成分を知っているでしょうか。
この成分はカンナビノイドと呼ばれるもので、ヘンプ草などから抽出されています。
CBDが使われいるオイルなどが販売されており、いろいろな効果があります。
疼痛や炎症を抑えたり睡眠を改善したりする効果があるので、利用している人が多いです。
CBDの研究は続けられていて、現在治療が難しい病気でも将来は効果が期待できると言われています。
ですが、副作用の心配があります。
下痢や食欲の変化、強い眠気などの副作用が報告されているので、用量用法は守りましょう。
多量摂取した場合は、肝臓の機能が悪化する場合があります。
その理由は、まだ明らかになっていません。
しかし、マウス実験でCBDを大量に与えた場合、肝臓の機能が悪化したという報告があります。
ですから、肝臓が悪い人は注意が必要です。
またCBDは、肝臓内で薬剤の代謝や排泄に関係しているCYP450という酵素を阻害してしまいます。
これによって、他の薬剤の効果や副作用が強くなる場合があります。
ですので、内服薬を飲んでいる人はかかりつけの医師に確認してください。
副作用以外にもCBDを摂取する場合に気になるのは、ヘンプの依存性ではないでしょうか。
CBDには依存性がないため、心配する必要はありません。
それどころか、CBDには脳内の神経伝達物質受容体に働きかけて、ニコチンやアルコールなどの中毒症状を改善する効果が期待できます。
しかし、CBDが使われている製品には輸入や販売の規制がありません。
ですから、怪しいと判断されない限り、厚生労働省や消費者庁による監査はほとんど行われません。
ということは、THCが混入していたとしてもわかりません。
THCが少しでも混入している製品を購入してしまったら、取締法に触れる可能性があるので注意が必要です。
それだけではなく、成分表示のルールが曖昧なのでしっかり確認する必要があります。
例えば、オイルでも液体かカプセルかによって法律上別に分類される場合があります。
CBDが使われている製品は、オイルやリキッド、クリームなど様々です。
医薬部外品や化粧品などに適応される法律が変わると成分の表示方法も変わります。
厳密なルールがないまま製品が販売されているので、実際の表示と成分が合っているかどうか見極めるのは難しいでしょう。
CBDの固有量が表示されている数値よりかなり少なかったという報告もあります。
特に価格が安い製品は、危険な場合があるので気を付けないといけません。